人生は食と旅

吾輩は牛である。 名はモウモウである。日々のことについて筆をしたためて参ります

高田馬場老舗のトンカツはレベチだった

吾輩は希代の食通モウモウである。

高田馬場と言えば言わずもがななグルメの激戦区なのは火を見るよりも明らかだ。

 

さて今回お邪魔したのはとんかつ「とん太」である。

ここ高田馬場ではとんかつも超が付くほどの激戦区だ。その中でも有名店では「とん太」を激推しせざるを得ないであろう。

 

ここは以前一度行った時に臨時休業だったアイタタタな過去がズッシリとある訳だから、今回の訪店はぬかりなく行きたい。一応☎で営業を確認。これではじかれることはない。

あとは混み具合が懸念される訳だ。こればかりは行ってみないとわからんな。

お店につくと3人ほどしか並んでいない。ラッキーなのか?

とにかく並ぶ。

ほどなくしてお店に入れるのだが、田舎の親戚の家に遊びにきたかのような感覚に陥りなんだか懐かしくて熱いものがこみあげてくる。

おっと郷愁の余韻に浸ってる場合ではない。

吾輩はロースかつ¥2400をオーダー

それがこれだ!

みよこのオーソドックスにして最強のラインアップを

この低温で揚げたやや赤身を残した職人の技ともいえる逸品をごらんぜよ。

最近のトレンドとして吾輩はトンカツはソースではなく塩を好む傾向にある。

美味しんぼを見るまでもなく料理とは素材の良さを引き出してなんぼの世界なのは宇宙の常識なのは今や定説だ。

そしてこの表情筋だ

衣がとさかってるではないか。

口のなかでカリッカリと音を立てて、ジュワっと舌の上に流れる油を頭脳一杯に享受する様は、台風の前の生暖かい風を感じる心地良さと共通するのはお分かりになるだろう。

もはや何を言っているのかわ自分でもよくわからんが、とにかくサンドイッチマン的に興奮してきてるのだ。

そして、パカッ!!

あ~っ みよこの贅沢なトントン具合は。

これが口の中に入ると想像するだけで最高だ。

そして寸分たがわず うまい!!

料理は金額ではないというかもしれないが、今日の場合は金額の差を否と言うほどに痛感した。

大将は年齢的なものもあっては営業時間が安定しないという話も風の又三郎の噂で聞くがいつまでもこの高田馬場激戦区にあって、美味しい味を提供し続けて欲しいところだ。

ここが閉店してしまったら、いつものセリフを言うことであろう

 

オーマイガー!!と